泉佐野市 上告

ふるさと納税の仕組みを逆手に取り、Amazonギフト券などの返礼品で多額の納税額を集めた大阪府泉佐野市

こういったやり方はふるさと納税制度に当てはまらないと、総務省より制度から除外されたのは、大きなニュースになりました



泉佐野市は制度から除外されたのは違法だとして訴えていますが、大阪高裁の判決でも退けられました
しかし、高裁での判決を不服として最高裁に上告することを決定

国にとって都合の悪い部分にはほぼ触れられておらず、触れられている部分も国の主張に沿って解釈されており、将来に大きな禍根を残すことになると考え、上告しました。
泉佐野市 千代松大耕市長



泉佐野市はこのやり方で過去予算の何倍もの納税額を集めていました
正直、制度のスキをついてうまくやったな、と思ったほど



さて、最高裁ではどんな結果が待っているのでしょうか?
楽しみです


Amazonギフト券 ボックスタイプ - バリアブル(ネイビー)


ふるさと納税 還元率 米

このブログでも何度も書いていますが、総務省からの通達で還元率はだいぶ低く抑えられています

でも探してみると、意外と高いものもあるんです



お米で高い還元率を誇るのが、奉納米 吉野大奉ごんげんらいす10kg



普通に購入すると、6400円程度

ふるさと納税で 1 万円の品ですので、還元率は約 64%

総務省通達の 3 割のまさに倍!



これにはからくりがあって、調達額が納税額の 3 割

大量購入すれば単価が安くなるのは、商売の基本です

そのためこういった還元率の高いものがでてくるんですね

ふるさと納税 還元率 高い

紆余曲折があり、制度改正が 2019 年 6 月に行われた結果、

「返礼品の調達額を寄付金額の3割以下とすること」

が、各自治体に義務付けされました

これによりふるさと納税の還元率は 3 割が最大と思われています



ここに一つポイントがあって、「調達額」と記載されていること

市場価格ではない、ということなんです

商売で大量仕入れをすると、単価が下がるのは常識中の常識

ふるさと納税を行う自治体も、ある意味大量購入しますから、調達の単価は下がっているんです



つまり、一般の我々が考える還元率は、 市場価格 ÷ 納税額

市場価格は調達額でないので、見た目の還元率が上がる!なんてことが起こりうるんです


だから、還元率が 3 割程度どころか、5 割、7 割、9 割、はたまた 10 割超え!なんて返礼品も!


これ見てください

伊万里牛(A5)かた薄切り


A5 ランクの伊万里牛 肩ロースの薄切り肉
700g の肉で 15000円 (2142円/100g)

楽天では、同じ しゃぶしゃぶ 500g の肉で 14,580円 (2916円/100g)

完全に価格が逆転しちゃってます

まさに脅威の還元率 136% !!!!


探すとこんなものがあるんですねぇ

ふるさと納税 還元率

還元率を気にするのも、じつはおかしな話

ふるさと納税は実質 2000 円で返礼品がもらえたりする制度



これは、

(実際に払ったお金) ー (所得税・住民税の減額) = 2000 円

ということからきています

ふるさと納税をすると、次の年の所得税・住民税が減額されますよ、ということなんです



だから

(返礼品の金額) ÷ (実際に払ったお金) = 還元率

を気にする必要は無いはずなんです



でも気になりますよね?

ここ数年の還元率は、だいたい 3 割程度

これは総務省が「返礼品は 3 割程度」としているからです



これより還元率が良いものがあればラッキー

3 割なら普通


と考えておくのがよいと思います